着物を解体していくと時々遭遇するのが生地の耳(両端)の切り込みです。
最初は「え?解体の時に間違ってカットしちゃった?」と慌てましたが、よく見ると生地全体に同じように切り込みが入ってる。
むむ?何でこんなことをする?
調べると、着物生地の耳の部分は真ん中の方よりも伸縮性が低くて、生地によっては着物を仕立てるときに引きつった感じになってしまうため、適当な間隔でこのような切り込みを斜め方向に入れるらしい。
なるほど!和裁では当然の作業かもしれませんが、素人洋裁者の私は着物リメイクを始めて、初めて遭遇しました。
この作業はもともとの仕立てでは切り込みが入っていなかったり、反物から新たにリメイクするときにも役立つノウハウです。
何なら着物以外のソーイングにも活用できる場面もありそうな😏
布端が縮こまってつったような感じになっているときにお試しください。
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