2024年9月21日土曜日

着物リメイク リボンスカーフ 角の出し方 備忘録

 着物を解いてリメイクするときに、衿や衽(おくみ)の半幅の部分の使い道として、リボンスカーフやシュシュなんかがよく作られるのではないかと思います。


リボンスカーフの仕上がりを決めるのは鋭角の角の出し方。

今回はその備忘録です。


  1. 両端と長辺を縫う。先端から10cm位のところに先端の返し口2か所と中央に最後に全体をひっくり返す返し口を5cm位ずつ開けておく。

  2. 「わ」の方がきちんとまっすぐになるようにアイロンをかける


  3. 鈍角の方の角を折ってアイロンをかける



  4. 鋭角の先端は1~2mm余分に折ってアイロンをかける


  5. はみ出した縫い代を鋭角の中に納まるように折りたたんでアイロンをかける。二つ折りではみ出すならアコーディオン状に三つ折りする。
    (④で余分に折ることで、折りたたんだ時に折りたたみの頂点がきちんと縫い目に乗りやすい)
    ここは本当にしっかりとアイロンを当てる。


  6. 折りたたんだ縫い代の頂点を表裏からしっかり押さえて裏返す




  7. 目打ちで丁寧に角を出す。最後のキワは先端を頂点に向けて→頂点側から逆向きにを繰り返す。

  8. 鈍角頂点、長辺の縫い目を整えて、「わ」の方に向けてアイロンをかける(この時鋭角頂点はアイロンを当てない。鋭角角にアイロンを当てすぎると中の折りたたんだ縫い代がてかったり悪目立ちしたりする)


  9. 斜めの縫い目をそろえてアイロンをかける。「わ」のラインを整えてアイロンをかける。(鋭角頂点はあまりつぶさず、「わ」の縦ラインだけアイロンを当てるイメージ)



  10. 作った角の部分を保ったまま裏返して先端に近い方の2か所の返し口を縫い閉じる。

  11. 筒物用のアイロン台(100均で買った孫の手に布を何重にも巻いたもの)を当てて長辺の縫い代を割る


閉じ方は次回


2024年6月1日土曜日

若いころはスマートだったのに歳とともに太ってしまった場合の型紙補正について

 私は身長低めで若いころは9号サイズで首肩胸はちょうど、ちょっと丈が長いかな~という体型でしたが、アラフィフになって一気に太り、バストサイズは98cm!

洋裁しようと思うと、文化式だとサイズは15号という( ;∀;)

改めて数字で表されると結構衝撃ですが、そうはいっても現実は変わらないのです。。

2024年3月4日月曜日

アイロン台の改造

 昭和の時代からアイロン台は座って使う短い脚のものが収納もできて機能的とずっと思っていたのですが、最近になって手芸能力プロ級の友人から学んだのは、布を使う手芸のキモはアイロン!ということ。

次の作業に移る際にアイロンで整えてから進むと作業がやりやすくて、それが仕上がりにつながります。